コラム

七夕はどうして「たなばた」と読むの?

2024.7.3

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皆さん、こんにちは!acomoマーケ担当です!

7月7日は「七夕の日」ですね!
そういえばどうして七夕って「たなばた」と読むのでしょうか?

七夕の由来は下記の3つのイベントが合わさってできた行事といわれています。

■ 日本の古くからの神事「棚機(たなばた)」

「棚機(たなばた)」とは古い日本の禊ぎ行事で、乙女が着物を織って棚にお供えして、神さまを迎えて秋の豊作を祈り人々の穢れを払うというものでした。 この着物を織る機械(はた織り機)のことを「棚機(たなばた)」と呼んでいたそうです。
この行事はお盆を迎えるための準備として7月7日の夜に行われるようになりました。この「7月7日の夜」のことを当時は「七夕(しちせき)」と呼び、そこから徐々に「たなばた」と呼ばれるようになりました。

■ 中国の織姫と彦星の伝説

七夕といえば織姫と彦星のお話ですよね。織姫の星といわれるベガと彦星のアルタイル、この2つの星は旧暦「7月7日」に天の川をはさみ最も光り輝いているように見えることから、中国ではこの日を一年一度の織姫と彦星が出会える日と考え、伝説が生まれました。

■ 奈良時代に中国から伝来した行事「乞巧奠(きこうでん)」

中国の行事で7月7日に織女星にあやかり、はた織りや裁縫が上達するようお祈りをする風習が生まれました。 やがてこの風習は、はた織りだけでなく芸事や書道などの上達も願うようになりました。

日本の夏の風物詩として広く親しまれている「七夕」。
今回は、七夕の由来をご紹介しましたが、行事に込められた意味や由来を知ることで、より一層七夕の楽しみ方も広がります。
ぜひ家族みんなで素敵なひとときをお過ごしくださいね。

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