acomoワークフローの年次評価への活用
皆さん、こんにちは!acomo開発担当です!コラムを閲覧いただきありがとうございます!
本日はacomoのワークフローの活用事例をご紹介します。
ある企業では、社員評価の運用が難しいという課題がありました。旧評価システムと表計算ソフトの両方を使用して評価の管理が行われていました。複数の媒体で管理していたため混乱を招くことがある、過去の評価が見返せない、評価のステータスを追うことができないなどの問題を抱えていました。
そこで、acomoのワークフローを活用し、評価プロセスを円滑に回すことができるシステムを開発しました。特に私が開発に携わっている年次評価についてお話します。
まず、実際に作成したシステムの紹介をします。
年次評価プロセスに使用しているワークフローがこちらです。一本道のシンプルな構造となっており、複数の分岐をもたず、各担当者が順にデータを入力し、提出を行います。
画面は以下のような構成になっています。
年次評価一覧画面
こちらは社員の評価を一覧で確認できる画面です。以下の機能を担っています。
- 年次評価プロセスのデータの表示
- 年次評価プロセスの開始:
上部の年度右側の「評価を一括で登録する」ボタンを押下すると、年次評価プロセスのワークフローAPIが呼び出され、社員全員の年次評価プロセスを開始することができます。
「操作」列の評価記載リンクをクリックすると各社員の年次評価詳細画面に遷移します。
年次評価詳細画面
こちらは各社員の評価を入力することができる画面です。以下の機能を担っています。
年次評価プロセスの保存:
「保存する」ボタンを押下すると、年次評価プロセスのワークフローAPIが呼び出され、入力内容を保存することができます。年次評価プロセスの提出:
「提出する」ボタンを押下すると、年次評価プロセスのワークフローAPIが呼び出され、プロセスの提出をすることができます。提出されたプロセスはそれぞれ次のノードに進みます。
画面の指示に従って操作するだけで評価プロセスを進められるため、格段に楽になった印象があります。また、過去の評価も簡単に見返せるようになりました。特に評価者にとっては、リアルタイムで進捗を確認できるため、全体の状況が把握しやすくなり、フォローアップがスムーズに行えるようになりました。
このように、システム化により、冒頭でお話した社員評価の運用の課題が解消されました。
最後に、開発者として感じたacomoの便利な点をお話しします。
1. Workflow Generative AI機能がある
「Workflow Generative AI」とは、AIがワークフロー・モデルを自動生成してくれる機能です。
ワークフローの設計図のキャプチャをアップロードするだけで、ワークフロー定義を再現することができました。特に開発の初期段階に非常に便利な機能ではないかと思います。
2. モデルのExport/Import機能がある
簡単かつ正確にモデルの移行が可能になり、作業時間が大幅に短縮されました。
3. APIが展開されている
ワークフロープロセスを一から実装する場合、各ステップの定義、進捗のトラッキング、条件分岐の管理など、多くの設計・実装作業が必要になります。しかし、APIが展開されているため、これらを簡単に実現し、年次評価システムを効率よく構築することができました。
上記の3つの機能は、以下のコラムで詳しく紹介されています。そちらも併せてご覧ください!
1. Workflow Generative AI
2. Export/Import機能
3. API
acomoには便利な機能がたくさんあります!是非、acomoの導入をご検討ください。
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